世界に一つだけの椎葉 椎葉村公式note

日本三大秘境の一つ、宮崎県椎葉村(しいばそん)の公式noteです。

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はじめまして、椎葉村です。

椎葉村のnoteを読んでいただき、ありがとうございます。 このnoteを通して、日本(もしかすると世界)のもっと多くの方に椎葉村を知っていただけたらいいなと思いながら、発信をしています。 ・椎葉村にちょっと興味がある方 ・行ったことはないけど、名前は聞いたことがある方 ・全然知らなかったけど、今回知ってしまった方 etc... このページを開いてくださったどんな方にも、まずはお伝えしておきたい「椎葉村の自己紹介」として、このnoteを読んでいただけたらと思います。 1

    • 椎葉平家まつり 二日目 【後編】

       法楽祭の余韻に浸りつつ、椎葉小学校のグラウンド駐車場で車中泊した翌朝。(車中泊する人は結構います。村内のお宿が満室で宿泊をあきらめている方にはおすすめの平家まつりの楽しみ方ですよ。)  七時前に駐車場担当の方々が集まって朝礼が始まりました。二日目も安全にスムーズに、来場者の皆さんがまつりを楽しめるよう打合わせをして、それぞれの持ち場へと散って行かれました。ここにもたくさんの縁の下のカ 持ち。 「ありがとうございます」 そう呟かずにはいられません。 「やや、 ここは戦場か

      • 椎葉平家まつり 一日目 【前編】

         ようやくこの日が帰ってきました。誰もが待ち望んだ日、四年ぶりの椎葉平家まつり。  上椎葉の谷間に人が満ち、色とりどりの装いに通りが華やぐ、夢のような二日間。  裏方さんたちの頑張りを中心に、ちょっと視点を変えて見た祭りの横顔を、時間を追ってご紹介します。  田んぼの稲刈りも一段落し、山々が黄色く色づく頃、椎葉の役場周辺はにわかに活気付いてきます。  まつり本番の約二週間前、椎葉銀座の通りの上に大きな横断幕が掲げられます。  各所に貼られたポスター、通り沿いの店や家の軒先

        • 【現役協力隊ミッション紹介】秘境のインタープリター~椎葉の魅力を翻訳します~

          日本三大秘境の椎葉村で、地域おこし協力隊はどんなことをしているんだろう? 「秘境」って、とても惹かれる言葉だけれど、同時に不安にもなりますよね。 お問合せでも「椎葉の隊員はどんな人がどんな事をやっているの?」と良く聞かれます。 椎葉の特徴は、ミッションがとてもユニークで、OBOGとの連携もあり、とても賑やか。 そんな椎葉村の魅力ある隊員達を紹介し、少しでも椎葉村地域おこし協力隊に興味を持っていただけたらと、隊員インタビューをシリーズとしてご紹介します。 今回お話を伺った

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        • 椎葉村を紹介してくださりありがとうございます!
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        • 椎葉村みんなのnote
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        • 椎葉村情報誌「ONLY ONE Shiiba」
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        • 協力隊活動日記
          22本
        • 椎葉の「求人」
          11本
        • 小崎地区 青年たちの物語
          9本

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          【現役協力隊ミッション紹介】移住コンシェルジュ~皆様のお越しをお待ちしております~

          日本三大秘境の椎葉村で、地域おこし協力隊はどんなことをしているんだろう? 「秘境」って、とても惹かれる言葉だけれど、同時に不安にもなりますよね。 お問合せでも「椎葉の隊員はどんな人がどんな事をやっているの?」と良く聞かれます。 椎葉の特徴は、ミッションがとてもユニークで、OBOGとの連携もあり、とても賑やか。 そんな椎葉村の魅力ある隊員達を紹介し、少しでも椎葉村地域おこし協力隊に興味を持っていただけたらと、隊員インタビューをシリーズとしてご紹介します。 今回お話を伺った

          【現役協力隊ミッション紹介】移住コンシェルジュ~皆様のお越しをお待ちしております~

          【協力隊活動日記】地域おこし協力隊インターン

           地域おこし協力隊にはインターン制度があり、2週間以上3カ月以内で椎葉村に滞在することが可能です。インターンをすることによって、椎葉村へ地域おこし協力隊として移住することを考えている人が、椎葉村の雰囲気が自分に合うかを確認したり、業務内容が自分の求めていることに近いのかを確かめたりすることができます。  そんなインターン制度を活用して、2023年12月に4人の方が椎葉村に滞在されました。  インターン期間終了後にはレポートという形で、インターンで行ったことを整理して報告し

          【協力隊活動日記】地域おこし協力隊インターン

          【協力隊活動日記】鞍岡大好き女子会

           筆者は「日本で最も美しい村」連合アンバサダーを拝命しておりますが、その「日本で最も美しい村」連合の活動拡大のために、近隣町村と連携をして何か取り組みをしていけないかと考えています。  その第一歩として、椎葉村のお隣の五ケ瀬町鞍岡で活動されている「鞍岡大好き女子会」さんに視察に行ってきました。  鞍岡大好き女子会さんは2017年11月に発足された会で、五ケ瀬町の鞍岡地区に住む女性の皆さんがゆるく参加されている組織です。  そんな鞍岡大好き女子会さんの定例会にお邪魔したの

          【協力隊活動日記】鞍岡大好き女子会

          【協力隊活動日記】向山日当神楽

           椎葉村の神楽は国の重要無形民俗文化財に指定されています。平成3年の指定時点では26の集落で継承されていましたが、今年奉納されたのは14集落でした(夜狩内神楽は直前で神事のみに切り替え)。  やはり少子高齢化による祝子(神楽を舞う人)などの減少には抗えないのが現状です。しかし、15集落において神楽が奉納される予定だったことは、近隣の町村に比べると地域文化の継承という観点で誇れるものだと感じます。  そんな椎葉村に住み始めたからには、神楽は見なくてはいけない、ということで見

          【協力隊活動日記】向山日当神楽

          【協力隊活動日記】椎葉平家まつりに初参加!

           記事にするのにちょっと時間が空いてしまいましたが、1カ月前の11/11,12の土日に、4年ぶりの椎葉平家まつりが開催されました。  筆者は大学院生の2019年冬から椎葉村を訪れていましたが、コロナ禍で中止が続き、まだ平家まつりは見たことがありませんでした。  そのため待ちに待った平家まつりだったわけですが、なんと武者行列の平家方の従者役を仰せつかり、参加してきました!  11/11土曜日の18時から、鶴富姫法楽祭という鶴富姫の慰霊と平家まつりの安全を祈願する儀式があり

          【協力隊活動日記】椎葉平家まつりに初参加!

          【協力隊活動日記】時おこす司書の気まぐれラジオ出演

           椎葉村が誇る図書館ぶん文Bunには4人の司書がいます。そのうちの一人である「時おこす司書」こと藤江さんは、ポッドキャストでラジオ番組をやっており、この度筆者がゲストとして呼ばれて出演してきました。  この番組は椎葉村のデジタルアーカイブを目指す「時おこす司書」の藤江さんが、気ままに椎葉村に関係する話題からそうでない話題までお話するラジオになっています。各種ポッドキャストで聴取可能です。 ▼記念すべき第1回放送▼  筆者がゲスト出演した第8回では、筆者の少年時代の話から

          【協力隊活動日記】時おこす司書の気まぐれラジオ出演

          【協力隊活動日記】日本で最も美しい村まつり

           椎葉村は世界農業遺産であり、日本三大秘境であり、そして「日本で最も美しい村」連合加盟村でもあります。  この記事を書いている筆者は、椎葉村の地域おこし協力隊で「日本で最も美しい村」連合アンバサダーを拝命しています。  10月29日(日)に東京にて、「日本で最も美しい村まつり」が開催され、アンバサダーとして参加してきましたので、その活動を報告します。 1.「日本で最も美しい村」連合って?(1)設立経緯  「日本で最も美しい村」連合は2005年10月4日に設立されました。

          【協力隊活動日記】日本で最も美しい村まつり

          焼畑を持続可能にするための、ガバメントクラウドファンディングに挑戦します!

          日本古来より続けられてきた「焼畑農法」を守り、山と人を再生したい!「焼畑農法」とは?  日本3大秘境の1つとも呼称されている宮崎県椎葉村の尾向地区、標高800mにもなる山深い集落で焼畑農法は代々受け継がれてきました。  原始農法として焼畑の火を守り続けている椎葉勝さんは毎年欠かすことなく、山を焼き続けて作物を育てています。  焼畑が山と人の再生に繋がっていることを固い信念を持ちながら、山で誇りを持ち暮らしています。  8月上旬の天気の良い日を選び、山の神に御神酒を上げて、

          焼畑を持続可能にするための、ガバメントクラウドファンディングに挑戦します!

          今年の焼畑

          八月十六日、 勝さんの山では、今年も変わることなく焼畑がおこなわれました。 世界にさまざまなことが起こっても、起こらなくても、ずっと続けられてきた営み。 今年の煙、クニ子おばあは空の上から見てくれたことでしょう。

          不土野のほうれん草

           ほうれん草が育つほど、椎葉の夏は涼しい。標高約650メートルの不土野地区に、那須貴文さんのほうれん草ハウスがあります。  栽培するのは五月から十月の半ば頃まで。種まきから収穫のおよそ四十日を一サイクルとし、それを半年間繰り返していきます。  空が明るみ始める朝六時には、収穫が始まります。ハウス一面にぎっしりと生える青々としたほうれん草。このシャキッと元気な状態を保ち続ける裏には、ほうれん草農家の丁寧な手仕事があります。  奥さんの尚美さんが行うのは、出荷の調整作業。下葉

          矢立高原フェスティバル

           こちらは熊本県境に位置する大河内の矢立高原キャンプ場。久々の矢立高原フェスティバルの開催とあって、椎葉村中からお客さんが集いました。  この祭りの名物は宮崎牛のバーベキュー。入場券がお肉の引換券になっているのですが、この日は完売するほどの集客だったそう。  「今年は道も悪いし、お客さんがどれだけ来てくれるだろう」と主催の『大河内やる気会』の皆さんは少々心配だったそうですが、なんのなんの、蓋を開けると大盛況。竹灯篭づくりに歌謡ショー、親子ダンス、一等賞は大型テレビのお楽しみ

          川おだやかに

           尾向渓谷まつりは、早朝からの釣り大会と午後のエノハ(ヤマメ)のつかみ取り、そして出店とステージで賑わう夜の部と盛りだくさんのお祭り。  今年は残念ながら台風の影響で釣り大会は中止になったけれど、子どもたち(とその親)のお目当てのつかみ取りは大盛況のうちに開催されました。  川を仕切って作った池には何百尾というエノハが放流されていて、初めはおっかなびっくりでその中に飛び込んでいく子どもたちを、実行委員のお父さんたちは、堤の上から優しく見守ります。  自分達がかつて河童のよ