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椎葉村みんなのnote

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椎葉村のみなさんが椎葉について書いたnoteをご紹介します。
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記事一覧

『チャレンジ・応援!椎葉ラボ』あなたの「やってみたい!」を応援します!

こんにちは、秘境の山奥からミミスマスです。 みなさんは、「新しいこと始めたいな~」「自分の特技を仕事にできないかな~」 なんて考える事はありませんか? そんな思いを持っている方々へ、令和5年度からスタートした椎葉村役場主催の『チャレンジ・応援!椎葉ラボ』について紹介させていただきます。 地域でのチャレンジを村で応援!椎葉村での新たな暮らしをつくりたい今や日本全体の問題でもありますが、地方は特に少子高齢化と人口減少が急激に進行中。 それに伴って地域の商店や旅館も減ってきて

秘境の文筆家、4名着任

小宮山剛が企画立案から担当しております、一般社団法人ホンミライ様と椎葉村が連携する「秘境の文筆家」。プロ・アマ問わず92名の応募者を選考するフェーズを経て、いよいよ7月1日に4名の修行者が着任しました。 直木賞作家・今村翔吾さんが椎葉村を訪れた2年前の6月17日からようやくのスタート。その結実は、秘境の文筆家達の「商業デビュー」実現の時といたしたいと思います。 4名それぞれに個性的な、しかしながら「人間的にも魅力的な」若者ばかりです。椎葉村の皆さま、ぜひ村でお見かけの際は

山から海へ、また山へ(~2024年4月、仕事歴)

2024年4月。5年間生きた椎葉村の地を離れ北九州市門司区に移りました。 この度の選択は「椎葉を離れる」というより「活動を九州全体に広める」ためのものです。実際のところ、門司にて「岡野バルブ製造株式会社」での活動を中心としながら、九州全体にどんどんと活動の幅が広まっています。そうするなかでもちろん、椎葉村図書館「ぶん文Bun」のことを広めたり、はたまた新たな活動との接点を生み出したりできている、という状態です。 福岡に居を移したメリットは移動のしやすさです。4月からさっそ

遅すぎる、2023年度振り返り

 春、職場と自宅と病院の往復をしていたら、今年度が4か月も過ぎていました。書きかけになっていた振り返りを、久しぶりに椎葉に戻り山々に癒された今日、今さらですが出してみます。  今年の夏は、椎葉で役場や地元の方のお力をいただき、自然体験チポリーノを夏休みバージョンで開催できることになりました。毎回発見やいろんな子どもの姿がありますが、一緒に場を作ってくださる方、楽しんでくださる方々に感謝! *イベントの詳細はこちら  https://www.instagram.com/p/C

何もないのではない

潜在意識行動学アカデミーリレーブログ 担当は、わたしです。 “椎葉村は、人が作ったものではないものが何でもある” こんな素敵な表現をしてくださったのは、椎葉村地域おこし協力隊3年めの方です。 実は、この言葉にいたるまでの経緯があります。 多くの椎葉村民は、「椎葉には何もない」と言います。 わたしもその一人でした。 それを憂えて言われた言葉だそうです。 より良く便利に生きようと、人はさまざまなものを作ります。 それも素晴らしいことです。 でも、自然を作りだすことは容易ではあ

【椎葉ラボプロジェクトオーナー紹介】ローカルビジネスで、地方を夢が実現する場所に:下竹重則さん

椎葉村で新たなローカルビジネスに取り組むチャレンジャーを応援する『チャレンジ・応援!椎葉ラボ』では、椎葉村をフィールドに自分でプロジェクトを立ち上げて楽しみながら活動する村内外の方を『プロジェクトオーナー』としてサポートしています。 今回の記事では、令和5年度のプロジェクトオーナーである下竹重則さんの取り組みを紹介します。 プロフィール名前:下竹 重則(しもたけ しげのり) 出身地:鹿児島県枕崎市 居住地:鹿児島県枕崎市 プロジェクト:サステナブルクラフトビール 下竹重

『椎葉ラボ』発のスモールビジネスが誕生! ゆずビール・物産・ワンコイン丼で「やってみたい」を形に

椎葉村で新たなローカルビジネスに取り組むチャレンジャーを応援する『チャレンジ・応援!椎葉ラボ』では、椎葉村をフィールドに自分でプロジェクトを立ち上げて楽しみながら活動する村内外の方を『プロジェクトオーナー』としてサポートしています。 今回の記事では、2024年3月3日に開催された『椎葉でこんなことやりました報告会』の様子をお伝えします。 忘れてはいけない「自分がやりたいから」という動機まずはじめにゲストスピーカーとして登壇したのは、日々とデザイン株式会社の甲斐慶太朗さん。

【椎葉ラボインタビュー】日本三大都市・名古屋に日本三大秘境・椎葉村の文化を!? 椎葉美耶子さん

椎葉村で新たなローカルビジネスに取り組むチャレンジャーを応援する『チャレンジ・応援!椎葉ラボ』では、椎葉村をフィールドに自分でプロジェクトを立ち上げて楽しみながら活動する村内外の方を『プロジェクトオーナー』としてサポートしています。 今回は、令和5年度からプロジェクトオーナーとして活動している椎葉美耶子さんを取材しました。 プロフィール名前:椎葉 美耶子(しいば みやこ) 出身地:岐阜県 可児(かに)市 居住地:愛知県 名古屋市 プロジェクト:椎葉のグルメを通して村の魅力

(最終回)第36回積読読書会告知+第35回積読読書会レビュー

最初に申し上げておきます。 次の「第36回積読本大賞」は、こうしてオンラインで小宮山剛が毎月開催する積読読書会としては「いったん最後」です。 積まれよ、さらば救われん・・・ まるっと3年間積読読書会をオンラインで開催し続けてきまして、延べ(リピーターの方も重複カウントすると)251名の方にご参加いただきました。計何冊積んできたんだろう・・・。一回につき何冊もご紹介くださる方もいらっしゃいますので、すくなくとも300冊の積読さん達と出会ってきたことになります。 次回(最

「かえりたい図書館」をつくる、深める、広める:椎葉村図書館「ぶん文Bun」のソーシャルイノベーション

※このnote投稿は『専門図書館 特別号2023』において掲載された拙稿『「かえりたい図書館」をつくる、深める、広める:椎葉村図書館「ぶん文Bun」のソーシャルイノベーション』についての転載許可を専門図書館協議会機関誌委員会様よりいただき掲載しているものです。これを機に、ぜひ機関誌『専門図書館』へご興味をいただけますと幸いです。 1.はじめに本稿は、地域おこし協力隊などの立場でKaterie・ぶん文Bunの立ち上げ運営に関与し続けている「クリエイティブ司書」こと小宮山剛が、

椎葉村地域おこし協力隊「秘境の文筆家」の募集がはじまっている

🖊秘境の文筆家2024年1月19日の記者会見でようやく発表できた「秘境の文筆家」プロジェクト。直木賞作家・今村翔吾先生が設立された「一般社団法人ホンミライ」と連携した作家修行プロジェクトです。 椎葉村地域おこし協力隊制度を活用するのでベーシックインカム的な給与があるのはもちろん、任期最大3年間のうちは家賃がかからないのも魅力的。地域おこし協力隊として役場の仕事をして「空き時間は書いてていいよ」ではなく、執筆や、書くための取材もすべてが仕事になるという仕組みであります。 何

インタープリター養成講座で得たもの

昨年から受講していた、椎葉村でのYAMAPさん監修のインタープリター養成講座において、合格することができたようです!(←自分でも信じられない) この研修でできたこと 全部の回は参加できませんでしたが、この講座があったことで、以下のことができたり進んだりしました。 ・最初に椎葉に長く住む人たちの土地のガイドを知ることで、各地域の魅力やツアーへの可能性を、みんなで学び考えることができた ・参加者の協力もいただき、自分のモニターツアーにて使用する土地の環境整備や利用準備ができ

【椎葉ラボインタビュー】もう「絶対無理」とは言わせない! 500円丼で挑む椎葉のランチ改革:廣末克彦さん

椎葉村で新たなローカルビジネスに取り組むチャレンジャーを応援する『チャレンジ・応援!椎葉ラボ』では、椎葉村をフィールドに自分でプロジェクトを立ち上げて楽しみながら活動する村内外の方を『プロジェクトオーナー』としてサポートしています。 今回の記事では、令和5年度からプロジェクトオーナーとして参加し、活動を続けている廣末克彦さんを取材しました。 プロフィール名前:廣末 克彦(ひろすえ かつひこ) 出身地:椎葉村 不土野地区 居住地:日向市 プロジェクト:どんぶりで人を幸せにす

【椎葉ラボ講座レポート】地方でプロジェクトを進めるための、お金と戦略の話

「好きなあの人に告白しておけばよかった」 「あの大会にエントリーしておけばよかった」 そんな後悔が、皆さんにも1つや2つあるのではないでしょうか。 長い人生、ちょっとした勇気やチャレンジがあればまた違うものになりそうです。 というわけで、そんな勇気やチャレンジ精神をもって椎葉村でプロジェクトを進める方を応援する取り組みが『椎葉ラボ』です。 当社では、椎葉村役場から委託を受けて椎葉ラボの企画運営を行っています。 今回は、椎葉ラボのプロジェクトオーナーを対象に開催した2回