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【協力隊活動日記】お茶摘み

~夏も近づく八十八夜~

 「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは茶摘みじゃないか 茜だすきに菅の笠」という茶摘み歌は、皆さん一度は耳にされたことがあるかと思います。今年の5月2日はこの八十八夜にあたるそうです。

 また、実は椎葉村にもお茶畑があるんです。その茶葉を使って、椎葉村地域おこし協力隊OBの上野さんが経営される合同会社ミミスマスで、今年から以下の記事のように「釜炒り茶」の販売を始められました。
(クラウドファンディングの募集は終了しております)

 ということで、八十八夜の5月2日に茶摘みのお手伝いに行ってきました。

下椎葉にある茶畑にお邪魔しました

 お茶の木は成人男性の股下くらいの高さで、茶畑は1列ずつ段々になっています。
 お茶の木の上に伸びた若い葉を、指で「すぐる」のが茶摘みのコツだそうです。

どれが若い葉か分かりますか?

 すぐった葉は、腰に下げているかごに入れていきます。皆さん大体2,3時間程でかごが一杯になっていました。午前4時間、午後3時間の活動時間だったので、一人当たり大体3杯、全部で20杯弱、重さにして約20kgのお茶の葉が集まりました。

 筆者は5月1日より椎葉村の地域おこし協力隊として活動を始めましたが、2日目にしてお茶摘みをするという「椎葉らしさ」を感じ、大満足でした。

~合同会社ミミスマス~

 合同会社ミミスマスでは、他にも「椎葉の秘蜜」と名付けたハチミツの生産・販売もされているとか。これは食べてみるしかないと思います。

 ちなみに第6次椎葉村長期総合計画の策定支援もミミスマスが行っており、椎葉らしい大変親しみやすい総合計画が策定されました(と、個人的には感じております)。

 以下、椎葉村地域おこし協力隊OBの上野さんの記事と、彼が経営している合同会社ミミスマスのホームページです。

 地域おこし協力隊を経て椎葉村内で起業をし、どんどん多角的な経営を行っている先輩がいることは、現役協力隊員としてもとても心強いです。
 お茶摘みをしながら、今後の活動の展開についても考えた、非常に有意義な一日でした。

(地域おこし協力隊 移住コーディネーター 日本で最も美しい村アンバサダー 森崎)