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椎葉村を紹介してくださりありがとうございます!

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椎葉村について触れてくださっているnoteを集めました。
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日本三大秘境 椎葉村 道教ツアー 中篇

1.杉とヒノキと老荘思想 お待たせいたしました。  いや、お待たせし過ぎたのかもしれません(村西とおる風)。 前回の「日本三大秘境 椎葉村 道教ツアー 前篇」では、まさかの椎葉村に辿り着く前に終わる、という荒技を披露したわけですけれども、今回は真面目に椎葉村について綴っていきたいと思います。  前回は妙見信仰と北斗七星と道教について述べたところでサヨナラしたわけですけれども、この五ヶ瀬町にある妙見神水から30分ほど走らせたところに我らが椎葉村の見どころ、八村杉があります

原田ひ香さんとけんごさんの対談イベントに参加してきました

対談「なぜ小説に生きるのか」宮崎県椎葉村で行われた原田ひ香さんとけんごさんの対談イベントに参加してきました。 椎葉村は我が家がある宮崎県内とはいえ、自宅から会場までは自家用車で3時間かかるので、最初は躊躇していたのですが、作家の原田ひ香さんと、小説紹介系インフルエンサーのけんごさんが宮崎にいらっしゃるというので、県内在住者としての謎の使命感に駆られて、居ても立ってもいられず駆けつけました。 往復6時間を掛けるに相応しい、とても良いイベントでした。 まず、場所が素晴らしかった

地域おこし協力隊の料理人が作る山のごちそう。まさに実験するキッチンラボ@宮崎県椎葉村

日本三大秘境の椎葉村に誕生した、交流スペース「Katerie(カテリエ)」のキッチンラボで、地域おこし協力隊の料理人・佐々木さんがランチを作ってくださいました。 鹿節(駆除された鹿肉をカツオブシのように干して出汁をとる)で炊いた季節のお野菜、天然のヤマメと椎茸の天ぷら、猪肉の味噌汁と銀杏ご飯。なんてゆたかで、やさしいお料理たち。 この春まで大阪にお住まいだったという佐々木さん、ご自分のお店を開店しようとした矢先にコロナ渦となってしまい、再起をかけてこの地にいらっしゃったと

日本三大秘境・宮崎県椎葉村に誕生した、図書館「ぶん文Bun(ぶんぶんぶん)」

みらいの図書館! 日本三大秘境・宮崎県椎葉村に誕生した、図書館「ぶん文Bun(ぶんぶんぶん)」にお邪魔しました。 ひとことで言えば3Dな本の空間。おしゃべりゴロゴロ大歓迎。 ここでは本を「読む」だけでなく、「眺める」「繋げる」「遊ぶ」と様々な使い方を提案しています。 最大の特徴は、「文学」「歴史」といった全国一律の主題別(請求記号ラベル番号)に並べるNDCの分類法を「使っていない」こと。 地域ならではの世界観や、暮らし方にそった知識のつながりが生まれるように「椎葉の風」「