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椎葉へ「UIターン」

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椎葉村へUIターンした人にお話を聞きました。
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#家族

【椎葉若者写真鑑】 畜産農家

 実家の畜産農家を継ぐため、二年前に家族を連れてUターンした椎葉誠也さん。幼い頃は、家で牛の世話の手伝いもしたことがなかったという誠也さんが畜産に興味を持ったのは、宮崎市での会社員時代、偶然顔を出した牛の品評会でした。  両親から誘われたその日がたまたま休みだったので、何気なく行ってみた宮崎県の牛の品評会。そこは、畜産に情熱を捧げる人たちの熱気と歓声で溢れていました。初めて知った畜産の世界の格好よさ。幼い頃から身近にあった牛という存在が、一瞬で自分ごとになった瞬間でした。

【椎葉若者写真鑑】 ミニトマト・花き農家

 脱サラして宮崎市から椎葉へ家族でUターンして約十年になる椎葉勇気さん。地元の大河内地区で新規就農しました。妻の里実さんと二人三脚で、夏場はミニトマトを栽培し、冬場の花き(ラナンキュラス)は三年前から始めました。  Uターンした当時は、新規就農者自体が村内にほとんどいない状況で、補助金や制度も今ほど整備されていなかったそう。専門用語もわからないところから、研修に通う合間に自力でビニールハウスを建てました。  「ある程度の苦労は必要。諦めない気持ちと覚悟を持っていれば、これか

【移住者インタビュー】移住に大切なのはスペックよりもフィーリング

自分にしか出来ないこと 今回は椎葉村の地域おこし協力隊OBで、現在「合同会社ミミスマス」の代表を務める上野諒(りょう)さんからお話を伺いました。 上野さんは2017年7月に、地域おこし協力隊の「秘境de農業」というミッションで椎葉村へ移住しました。 宮崎県宮崎市出身で、大学進学を機に上京しますが、就職後に配属先が宮崎市になり、図らずもUターンすることになります。 会社勤めの中ではストレスを感じることも多く、当時釣りや登山にハマっていたこともあって、自然を求め移住を考えだし