マガジンのカバー画像

椎葉へ「UIターン」

9
椎葉村へUIターンした人にお話を聞きました。
運営しているクリエイター

記事一覧

【移住者インタビュー】住んだことで触れられた秘境の文化

来るたび「徐々に」 今回は、椎葉の子ども達に大人気、ALTのジュリーさんに話を伺いました。 椎葉村の小学校・中学校・交流拠点施設Katerieで英語を教えています。 お名前はジュリー・マリー・デュロ(Julie-Marie Duro)さん。 ベルギーのご出身で、高校で英語とフランス語の教師をしていました。他にも、写真美術館のアクティビティーで、子どもから大人まで写真の事を教えていたそうです。 大学で「哲学」を専攻していて、写真の哲学について学ぶうちに興味を持ち自ら撮り始

【移住者インタビュー】移住に大切なのはスペックよりもフィーリング

自分にしか出来ないこと 今回は椎葉村の地域おこし協力隊OBで、現在「合同会社ミミスマス」の代表を務める上野諒(りょう)さんからお話を伺いました。 上野さんは2017年7月に、地域おこし協力隊の「秘境de農業」というミッションで椎葉村へ移住しました。 宮崎県宮崎市出身で、大学進学を機に上京しますが、就職後に配属先が宮崎市になり、図らずもUターンすることになります。 会社勤めの中ではストレスを感じることも多く、当時釣りや登山にハマっていたこともあって、自然を求め移住を考えだし

【Uターン者インタビュー】椎葉はいつだって歓迎してくれる

「いつか帰りたい」と「一度帰ってきたら」 今回お話を伺ったのは、椎葉村の耳川広域森林組合椎葉支所で働く、共にUターンで同級生の尾前さくらさんと那須謙二郎さんのお二人です。 椎葉村には高校がなく、中学卒業後は村外で進学します。 さくらさんは尾前地区出身。中学卒業後、小学校で始めたという剣道が強い高千穂高校へ。3年間部活動に打ち込み、卒業後は自衛隊に入隊。通信手として活躍されました。 入隊4年目の昇進のタイミングで、以前から思っていた「いつか椎葉に帰りたい」という気持ちが強く

【移住者インタビュー】Jターンで役場職員に。秘境歴3年目で見つけた小さな幸せ。

今回お話を伺ったのは、椎葉村役場の地域振興課にお勤めの松田健太郎さんです。 松田さんは宮崎県日向市出身の28歳、愛称「マツケン」として村の皆さんから呼ばれているそうです。 マツケンさんは、宮崎県内の高校を卒業後東京の大学に進み、その後東京で1年働きUターン。延岡で1年働いた後、専門学校を経て椎葉村役場に入庁しました。 そんなマツケンさんに「椎葉村について、初めに抱いていたイメージは?」と尋ねてみると、 「小さい頃から『椎葉はとにかく遠い!』と聞いていたように思いますが、

山で働き、山で遊ぶ。秘境にUターンした20代男子が愛する"唯一無二"な椎葉村

お話を伺ったのは、椎葉村内の林業会社に勤めている尾前翔平さんです。 翔平さんは、現在26歳。 椎葉村の尾向地区出身で、高校進学を機に村を出てから、大学、そして1年間の林業学校を経て、株式会社尾前林業に就職しました。 椎葉に戻ってきて5年目の、貴重な椎葉ネイティブの20代です。 そんな翔平さん、味のあるかっこいいデニムジャケットが印象的ですが、 なんとこれ、職場から支給されている作業着なんだとか。素敵! 今回は、翔平さんが椎葉村に戻ってきた理由や、林業という仕事のこと

椎葉にある良きものを、なくしたくない。若手事業継承者が300年先につなげる未来へのバトン

今回お話を伺ったのは、有限会社鈴木組の鈴木宏明(ひろあき)さんです。 鈴木組は主に建設業を営む企業です。 3代目の宏明さんは、近年チョウザメを養殖して「平家キャビア」というブランドを立ち上げて製造販売したり、椎葉の特産品「ねむらせ豆腐」の事業継承をするなど、新たな分野にも進出を続けています。 そんな宏明さん、2021年2月に行われたアトツギ甲子園では「キャビアから始まる無くさない世界」と題したピッチ(プレゼンテーション)で、応募者数101人の頂点である最優秀賞を受賞した実

「田舎がつまらん」は自分次第。日本唯一の焼畑継承者が描く未来の基準は「楽しく、おもしろく」

今回は、尾向地区・向山日添で民宿「焼畑」を営みながら、椎葉の焼畑農業を継承されている椎葉勝(しいば まさる)さんにお話を伺いました。 世界農業遺産にも認定された椎葉の焼畑は、日本で唯一これまで一度も途絶えることなく受け継がれてきた貴重な事例として、高い評価を受けています。 その長年の継承の裏にある苦労や思いとは、どのようなものでしょうか。 勝さんに、焼畑の未来、また椎葉の未来について語っていただきました。 やっぱり故郷だから、帰りたくなった 若いころは、島根県出雲市を

“畑耕す移住者”SDGsファシリテーターが、椎葉村の未来に伴走。原動力は「自分も村を構成する一人」という感覚

今回お話を伺ったのは、2021年3月に椎葉村地域おこし協力隊を卒業し、合同会社ミミスマスにて椎葉村第6次長期総合計画の策定支援を行っている内村光希(こうき)さんです。 2018年に椎葉村に越してきた、移住者の内村さん。 栂尾(つがお)という地区に家族3人で暮らしています。 現在、栂尾地区の戸数は18軒で、人口は30人ほど。 その平均年齢は65.4歳と、いわゆる“限界集落”と呼ばれる地区です。 そんな地区に仲間入りして早4年。 週末は奥さんや小さなお子さんと一緒に、畑を耕

自分たちでつくる「おもしろい椎葉村」

今回お話を聞いたのは、椎葉村で蕎麦屋「よこい処しいばや」と、菓子店「菓te-ri(カテーリ)」を営む椎葉昌史(まさふみ)さんです。 昌史さんの商品づくりの特徴は、宮崎県産の食材にこだわっていること。 ネットお取り寄せでも予約待ちが出るほど大人気となっている「宮崎バターサンド」や、令和2年度優良ふるさと食品中央コンクールで最高賞の農林水産大臣賞を受賞した「九州山蕎麦」を生み出した、椎葉を代表する気鋭のヒットメーカーです。 そんな昌史さん、元は東京で働いていたUターン者でも