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椎葉村みんなのnote

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椎葉村のみなさんが椎葉について書いたnoteをご紹介します。
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2022年6月の記事一覧

椎葉村の観光スポットvol.4 静寂と生命力に満たされた「大久保のヒノキ」の余韻に浸る

以前、椎葉村の代表的な巨木として十根川神社の「八村杉」をご紹介しましたが、今回の巨木もなかなかに味わい深い名木。椎葉を訪れたらぜひとも見ていただきたい場所です。 その名も「大久保のヒノキ」。八村杉からは車で10分ほどで、お隣の大久保集落にあります。この2つの巨木は近くにあるので、椎葉村へ観光にいらした方にはこれらの巨木コースをご案内することが多いのですが、どちらが好みかは本当に人それぞれ。筆者の肌感でいうと、五分五分といったところでしょうか。「どちらもそれぞれに素晴らしい」

本棚を組むとき何を考えている?(クリエイティブ司書に訊く)

📚文字から棚への宇宙の拡大本は、一冊一冊が編集され組み上げられた情報の繋がりです。文字が重なり文章となり、文章が積み上がりページとなり、ページが章を構成し、章が編み上げられることで本となります。 そうして組みあがった本もまた、別の本と繋がることで別の意味をもつことができます。本と本が「ある並び」に配置されることでそこに文脈が生まれ、その文脈を総括するのが本棚です。そして本棚と本棚ともまた、隣り合う位置関係のもとで複合されていく…。 文字というミクロ・コスモスから本、本棚、

椎葉愛が止まらない!「若草HUTTE」今西店長×椎葉編集長の「俺たちの椎葉語り」<前編>

今回のnoteは編集長の対談記事をお届け。お相手は「椎葉愛が止まらない!」という宮崎市のカフェ&コワーキング「若草HUTTE」の店主・今西正さん。「若草HUTTE」は元々、椎葉村のお隣である美郷町のアンテナショップ的な役割も持っており、店内には美郷町の品物がずらり。しかし、ここにあるのは美郷町のものだけでなく、今西さんセレクトの「椎葉の美味しいもの」や「椎葉の魅力に触れられるもの」が置いてあるんです。 過去には椎葉村がらみのイベントや椎葉編集長とのコラボ企画も開催した「若草

学習塾、始めました。

十分なお知らせが出来ていないのですが、今年度から小さな学習塾を(も?)始めています。 始めに、私は受験勉強そのもののエキスパートではありません。 でも、子どもたちと「学ぶ力」とその後に続く希望を一緒に共有できたらいいなあ、と思っています。 学ぶって面白いこと。 上に書いた「学ぶ力」は、学ぶ人自身の「おもしろい!!」(単純に「好き!」とか「なるほど!」とか、でもいいです。)から学習の動機が生まれ、学ぶことが日常的活動となっているという意味で書きました。 私は、少々遅めの

村を飛び出す椎葉村〜宮崎市「若草HUTTE」編

■もっと気軽に椎葉を楽しみたいあなたへ 日本三大秘境といわれる椎葉村は、現地に足を運べば、そこでしか感じられない自然の空気、美味しい食べ物、温かい人々の心「かてーり」に触れることができます。 しかし、なんといっても椎葉村は“秘境”。なんと宮崎市の中心市街地から椎葉村までは車で片道およそ2時間半もの時間がかかる場所。 「現地にはなかなか行けないけれど、素敵な椎葉村のカルチャーに触れたり、特産品を味わってみたい!」 ■宮崎市「若草HUTTE」へ これはそんなあなたのため

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図書館がもつ、一番の使命とは?(クリエイティブ司書に訊く)

椎葉村の観光スポットvol.3 推定樹齢800年!村を見守る十根川神社「八村杉」を訪れる

椎葉村には、たくさんの巨木があります。名前のついていないものや、地元の人しか知らないような場所にある木も含めると、数え切れないほどです。 その巨木の様を例えるならば、映画「となりのトトロ」に出てくる大きなクスノキのように、見上げると思わず感嘆の声がもれてしまうような圧倒的な存在感があります。神秘的ともいえる雰囲気を、椎葉の巨木たちにも感じてもらえるのではないかと思います。 そんな椎葉村の巨木の中でも一、二を争う名所となっているのが、十根川神社の「八村杉」です。 十根川神