【協力隊活動日記】トランペット、オカリナコンサート
5/27(土)に尾向地区の向山日添にオープンした「袖すりの館湯合」にて、トランペットとオカリナのコンサートが、それぞれ5/30(火)と6/1(木)に行われました。
企画されたのは不土野地区に住む、椎葉鉱蔵さん。筆者は先日初めてお会いした際に、コンサートに誘われ、行ってきました。
トランペットコンサート
まずは5/30(火)に行われたトランペットコンサートの方から振り返ります。
トランペット奏者は、成人(なると)さん。成人の日に生まれたことが名前の由来だそうです。実はブリヂストン吹奏楽団に在籍していたことのある、元プロのトランぺッターだそうで、期待が高まります。
成人さんの足元には、3本のトランペットが用意してありました。どういう風に使い分けるのだろうと思っていたら、1本は「コルネット」という違う楽器だそうで、もう2本がトランペットなのだそう。
音楽に関してはずぶの素人である筆者の耳にも、それぞれ音色が全く異なって聞こえました。
トランペットは、「ザ・ラッパ」というイメージの音で、向山の静かな夜に響き渡っていきました。
コルネットは、聞き比べてみると全く違う音色で、輪郭がフワフワしている優しい音色でした。
成人さん曰く、当日の自分の体力とお客さんの年齢層を勘案して、演奏する曲を決めているそうで、セットリストは以下でした。
ハナミズキ(一青窈)
赤いスイートピー(松田聖子)
君といつまでも(加山雄三)
夜霧よ今夜もありがとう(市原裕次郎)
テネシーワルツ
愛の讃歌(エディット・ピアフ)
メロディ・フェア(ビージーズ)
オリビアを聴きながら(杏里)
翼をください(赤い鳥)
あなた(小坂明子)
夜空のトランペット(ニニ・ロッソ)
途中機材トラブルがあり、最後の楽曲はマイクを通さない生演奏になりましたが、迫力のある高音が向山の夜に響き渡り、筆者の心もジーンとしびれました。
オカリナコンサート
6/1(木)に行われたオカリナコンサートは、演奏と語りを行うものでした。
演奏者は福岡から来られた山口裕之さんで、5年前までは小学校の先生だったそうです。
「人生とは」、「生命とは」、「良く生きるとは」などについて、語りと演奏を通じて、聴衆の心に訴えかけていました。
セットリストは、山口さんの「今からでも自分の人生を生きられる」というようなメッセージを感じられるものでした。
時代(中島みゆき)
シルクロードのテーマ
アベ・マリア(シューベルト)
花(滝廉太郎)
花(喜納昌吉)
涙そうそう(BEGIN)
瑠璃色の地球(松本隆)
見上げてごらん夜の星を(いずみたく)
上を向いて歩こう(永六輔)
やさしさに包まれたなら(松任谷由実)
川の流れのように(見岳章)
情熱大陸
ふるさと(岡野貞一)
また、写真には写っていませんが、別府から大学生が10人以上訪れており、大変にぎやかな会でした。
会場となった「袖すりの館湯合」については、後日オーナーの椎葉勝さんにインタビューをし、詳しくご紹介する予定です。お楽しみに。
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文責:椎葉村地域おこし協力隊
移住コーディネーター 美しい村連合アンバサダー
森崎慎也