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【現役協力隊ミッション紹介】秘境のインタープリター~椎葉の魅力を翻訳します~

日本三大秘境の椎葉村で、地域おこし協力隊はどんなことをしているんだろう?

「秘境」って、とても惹かれる言葉だけれど、同時に不安にもなりますよね。
お問合せでも「椎葉の隊員はどんな人がどんな事をやっているの?」と良く聞かれます。

椎葉の特徴は、ミッションがとてもユニークで、OBOGとの連携もあり、とても賑やか。
そんな椎葉村の魅力ある隊員達を紹介し、少しでも椎葉村地域おこし協力隊に興味を持っていただけたらと、隊員インタビューをシリーズとしてご紹介します。

今回お話を伺ったのは、秘境のインタープリター山之内裕信さんです。

【プロフィール】
福岡県北九州市出身 大学は宮崎公立大学
前職は世田谷区役所で勤務
駅前開発、待機児童対策、DXの部署を経験

新たな道を切り開く

▼地域おこし協力隊としての現在の活動内容を教えてください。

椎葉村の魅力的な自然を生かしたアウトドアアクティビティやツアーを作成するべく、登山アプリ大手の(株)ヤマップの専属ガイドのひげ隊長の弟子として、インタープリター養成講座を村と共同主催し、より魅力的な観光資源を作ることができるように村内の方々と頑張っています。

刈払い機を担いで山で草刈りをするときもあれば、パックラフトで川下りの練習をしたりと中々面白い毎日を過ごしています。研修では模擬ツアーを作成して、研修生に参加してもらうのですが、中々厳しいツッコミをいただくことが多かったです。
また今後は焼畑をはじめとする、希少な伝統文化を通して、村外の方々とより交流を深めることができるような働きかけを実施していく予定です。 

▼ミッションのどんなところに惹かれて応募したのですか?

小さな自治体であるにも関わらず、自然を活用して新しい道を切り開いていこうとする姿が格好良く見えましたし、キャリアの全く違う(ほぼ180度)ひげ隊長に弟子入りすることで人生楽しくなるんじゃないかと思いました!

インタープリター研修の様子①

手つかずの大自然

▼椎葉の自然の魅力は?

九州脊梁山脈を中心とする手つかずの大自然を堪能できます。登山しても人に会うことは少なく、鹿や山鳥に出会うことのほうがずっと多いです。そのため自然との一体感、より言えば山の神との近しさを感じることができる雰囲気です。
耳川、小丸川、一ツ瀬川の源流域で、峻険な渓谷のせいか鉱物をあまり含まず、透明度が高く柔らかな水が多い印象です。
ただ美しいだけでなく時に人に牙を向く事もあり、強い厳しさも感じます。それが私に自然に対する畏敬の念を強く抱かせます。

▼今後の活動目標や夢を教えて下さい。

椎葉の自然や文化を楽しみながら親しんでもらえるよう、魅力的なツアーを作り村内外の人に楽しんでもらいたい。世界中から人が来てくれれば最高ですね!
同時に椎葉村の自然や文化が次の世代に引き継がれていくよう、保全・啓発活動にも力を入れていきたいと考えます。是非椎葉村で一緒に遊びましょう!

インタープリター研修②

インタビュアー
椎葉村地域おこし協力隊
移住コンシェルジュ
玉野由子