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椎葉へ「UIターン」

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椎葉村へUIターンした人にお話を聞きました。
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#地方創生

山で働き、山で遊ぶ。秘境にUターンした20代男子が愛する"唯一無二"な椎葉村

お話を伺ったのは、椎葉村内の林業会社に勤めている尾前翔平さんです。 翔平さんは、現在26歳。 椎葉村の尾向地区出身で、高校進学を機に村を出てから、大学、そして1年間の林業学校を経て、株式会社尾前林業に就職しました。 椎葉に戻ってきて5年目の、貴重な椎葉ネイティブの20代です。 そんな翔平さん、味のあるかっこいいデニムジャケットが印象的ですが、 なんとこれ、職場から支給されている作業着なんだとか。素敵! 今回は、翔平さんが椎葉村に戻ってきた理由や、林業という仕事のこと

椎葉にある良きものを、なくしたくない。若手事業継承者が300年先につなげる未来へのバトン

今回お話を伺ったのは、有限会社鈴木組の鈴木宏明(ひろあき)さんです。 鈴木組は主に建設業を営む企業です。 3代目の宏明さんは、近年チョウザメを養殖して「平家キャビア」というブランドを立ち上げて製造販売したり、椎葉の特産品「ねむらせ豆腐」の事業継承をするなど、新たな分野にも進出を続けています。 そんな宏明さん、2021年2月に行われたアトツギ甲子園では「キャビアから始まる無くさない世界」と題したピッチ(プレゼンテーション)で、応募者数101人の頂点である最優秀賞を受賞した実

“畑耕す移住者”SDGsファシリテーターが、椎葉村の未来に伴走。原動力は「自分も村を構成する一人」という感覚

今回お話を伺ったのは、2021年3月に椎葉村地域おこし協力隊を卒業し、合同会社ミミスマスにて椎葉村第6次長期総合計画の策定支援を行っている内村光希(こうき)さんです。 2018年に椎葉村に越してきた、移住者の内村さん。 栂尾(つがお)という地区に家族3人で暮らしています。 現在、栂尾地区の戸数は18軒で、人口は30人ほど。 その平均年齢は65.4歳と、いわゆる“限界集落”と呼ばれる地区です。 そんな地区に仲間入りして早4年。 週末は奥さんや小さなお子さんと一緒に、畑を耕

自分たちでつくる「おもしろい椎葉村」

今回お話を聞いたのは、椎葉村で蕎麦屋「よこい処しいばや」と、菓子店「菓te-ri(カテーリ)」を営む椎葉昌史(まさふみ)さんです。 昌史さんの商品づくりの特徴は、宮崎県産の食材にこだわっていること。 ネットお取り寄せでも予約待ちが出るほど大人気となっている「宮崎バターサンド」や、令和2年度優良ふるさと食品中央コンクールで最高賞の農林水産大臣賞を受賞した「九州山蕎麦」を生み出した、椎葉を代表する気鋭のヒットメーカーです。 そんな昌史さん、元は東京で働いていたUターン者でも