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椎葉の「村づくり」

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明日の椎葉村をつくっていく、住民の活動を紹介しています。
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2022年3月の記事一覧

過疎だからこそ楽しみが必要だ。小学校跡ではじめる遊びと集いの場づくり

仲塔地区のご紹介5つの集落から構成されている仲塔地区の人口は約90名です。椎葉村の北側に位置しており、ひむか神話街道を北上して国見トンネルを抜けると五ヶ瀬町につながります。 街道沿いに面した仲塔渓谷では秋になると美しい紅葉が見られ、村外からも多くの観光客が訪れます。 また、旧仲塔小学校跡地を利用して建てられた簡易宿泊所「仲塔渓谷の館」は、近くの渓流で釣りや川遊びを楽しむ家族連れが気軽に泊まれる場所として、また運動場や体育館を利用したスポーツ合宿設備としても使える施設として

新しい「当たり前」をつくっていく。未来を変えるのは「今やらねば」という意志の力

松尾地区のご紹介松尾地区は人口約450人で、村内では上椎葉地区に次いで2番目に人口の多い地区です。 椎葉村の東側に位置しており、お隣の諸塚村と隣接しています。国道327号線の改良やトンネル開通も進んだことで、日向・宮崎方面へのアクセスがよりスムーズになってきました。 また、大いちょう展望台から望める「仙人の棚田」は“椎葉のマチュピチュ”とも呼ばれ、椎葉村随一の観光スポットです。その圧巻の景色をひと目見ようと遠方から訪れる人も少なくありません。 そして、「松尾の大いちょう

尾向は、未来に残したい日本の原風景。

2021年度、椎葉村は第6次長期総合計画を策定しています。 この記事では、椎葉村全10地区ごとに行った「地区みらい会議」で話し合われた地区独自のプロジェクトの内容や、地区を代表する方の思いをまとめてお届けします。 尾向地区のご紹介尾向地区は椎葉村の北西部に位置しています。人口は約430名で、椎葉村内では上椎葉地区、松尾地区に次いで3番目に人口の多い地区です。若者のUターン率が高いことも特徴です。 耳川源流域にあたり、美しく豊かな川では渓流釣りを楽しむことができます。また、

温かさはきっと心に届く。ユニークさで乗り越える地域づくり

2021年度、椎葉村は第6次長期総合計画を策定しています。 この記事では、椎葉村全10地区ごとに行った「地区みらい会議」で話し合われた地区独自のプロジェクトの内容や、地区を代表する方の思いをまとめてお届けします。 不土野地区のご紹介不土野地区は椎葉村の西側に位置しており、熊本県水上村と隣接しています。 不土野上、坂本、不土野中、不土野下、古枝尾上、古枝尾下の6集落に、合わせて約120人の村民が暮らしています。ミニトマトや七草などの施設園芸農業が盛んです。 季節の祭りは、