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椎葉の「こえ」

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椎葉村のみなさんにインタビューをしてみました。
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#地方創生

東京→シンガポール→タイ→椎葉村。世界を股にかける移住女子も驚く”想像を超えた山暮らし”

2021年度、椎葉村は第6次長期総合計画づくりを行っています。 この記事では、計画づくりの中で行った住民インタビューをもとに、 一人ひとりの椎葉村への思いをまとめ、皆さんにお届けします。 今回は、2020年7月に椎葉村へ移住してきた和田真由美さんにお話を伺いました。 和田さんは、椎葉村のふるさと納税業務を受託している企業、株式会社ディ・シィ・ティへの転職をきっかけに椎葉村へ移住してきました。 これまで住んだことのある場所は、千葉、東京、横浜、神戸、シンガポール、タイ!な

山で働き、山で遊ぶ。秘境にUターンした20代男子が愛する"唯一無二"な椎葉村

お話を伺ったのは、椎葉村内の林業会社に勤めている尾前翔平さんです。 翔平さんは、現在26歳。 椎葉村の尾向地区出身で、高校進学を機に村を出てから、大学、そして1年間の林業学校を経て、株式会社尾前林業に就職しました。 椎葉に戻ってきて5年目の、貴重な椎葉ネイティブの20代です。 そんな翔平さん、味のあるかっこいいデニムジャケットが印象的ですが、 なんとこれ、職場から支給されている作業着なんだとか。素敵! 今回は、翔平さんが椎葉村に戻ってきた理由や、林業という仕事のこと

椎葉にある良きものを、なくしたくない。若手事業継承者が300年先につなげる未来へのバトン

今回お話を伺ったのは、有限会社鈴木組の鈴木宏明(ひろあき)さんです。 鈴木組は主に建設業を営む企業です。 3代目の宏明さんは、近年チョウザメを養殖して「平家キャビア」というブランドを立ち上げて製造販売したり、椎葉の特産品「ねむらせ豆腐」の事業継承をするなど、新たな分野にも進出を続けています。 そんな宏明さん、2021年2月に行われたアトツギ甲子園では「キャビアから始まる無くさない世界」と題したピッチ(プレゼンテーション)で、応募者数101人の頂点である最優秀賞を受賞した実

24年ぶりに新村長誕生!黒木村長が描く「住んでよかった、帰ってきてよかった椎葉村」

2021年度、椎葉村は第6次長期総合計画づくりを行っています。 この記事では、計画づくりの中で行った住民インタビューをもとに、 一人ひとりの椎葉村への思いをまとめ、皆さんにお届けします。 今回お話を伺ったのは、この夏、2021年7月6日より椎葉村長に就任した黒木保隆(くろぎ やすたか)村長です。 黒木村長は、長年椎葉村役場に勤務し、議会事務局長や総務課長などを歴任した後、2011年から今年3月まで副村長を務めました。 そして、24年の長きに渡って椎葉村を率いてきた椎葉晃

“畑耕す移住者”SDGsファシリテーターが、椎葉村の未来に伴走。原動力は「自分も村を構成する一人」という感覚

今回お話を伺ったのは、2021年3月に椎葉村地域おこし協力隊を卒業し、合同会社ミミスマスにて椎葉村第6次長期総合計画の策定支援を行っている内村光希(こうき)さんです。 2018年に椎葉村に越してきた、移住者の内村さん。 栂尾(つがお)という地区に家族3人で暮らしています。 現在、栂尾地区の戸数は18軒で、人口は30人ほど。 その平均年齢は65.4歳と、いわゆる“限界集落”と呼ばれる地区です。 そんな地区に仲間入りして早4年。 週末は奥さんや小さなお子さんと一緒に、畑を耕

日本三大秘境の椎葉村で『総合計画づくり』が始まりました。【担当者インタビュー】

令和3年度、椎葉村では第6次長期総合計画づくりを行っています。 この記事では、計画づくりの中で行った住民インタビューをもとに、 一人ひとりの椎葉村への思いをまとめ、皆さんにお届けします。 皆さんがお住まいの地域の「総合計画」、見たことありますか? 今回は日本三大秘境の1つ宮崎県椎葉村の役場地域振興課で、椎葉村第6次長期総合計画策定を担当する梅北実利(うめきた みとし)さんにインタビューしてきました。 個人的なお話から計画策定に対する思いまで、優しく語ってくださりました。

自分たちでつくる「おもしろい椎葉村」

今回お話を聞いたのは、椎葉村で蕎麦屋「よこい処しいばや」と、菓子店「菓te-ri(カテーリ)」を営む椎葉昌史(まさふみ)さんです。 昌史さんの商品づくりの特徴は、宮崎県産の食材にこだわっていること。 ネットお取り寄せでも予約待ちが出るほど大人気となっている「宮崎バターサンド」や、令和2年度優良ふるさと食品中央コンクールで最高賞の農林水産大臣賞を受賞した「九州山蕎麦」を生み出した、椎葉を代表する気鋭のヒットメーカーです。 そんな昌史さん、元は東京で働いていたUターン者でも