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上椎葉ダムは、1950年に着工し1955年に完成した日本初の大規模アーチ式ダム。堤体と呼ばれるコンクリートの壁が、上空から見た時に直線ではなく、上流に向かってアーチ状に湾曲していて、巨大な水の圧力に耐えられるようになっているのです。その高さ110メートル。 ちなみに直線状の堤体を持つダムは重力式ダムと呼ばれます。これは堤体を輪切りにしてみると、下流の方に張り出した直角三角形になっています。堤体のどっしりとした重さで水の圧力を受け止める構造なのですね。 さて、アーチ式